【今の時代に求められるもの】
例えばインターネットツールとしても近年人気のFacebookは、
「大きな村」として例えられることがあります。
どういうことか?と言えば、Facebookの広がりにより、誰でもどこに住んでいても、
繋がりのある人が今どこで何をしているのか?
という情報を(Facebookにアップされている限りは)手にとれるようになった、
ということです。
「誰が、いつ、どこで、何をしているのか」。
これはまさしく、かつて日本に存在していた「村社会」と同じ機能だと言えるでしょう。
1960年代以前の日本人の多くは、地域に属し、会社に属し、大家族に属していました。
そしてそこには、自分の居場所がありました。
しかし、高度成長期を期に村が崩壊し、地域が崩壊し、
近所付き合いは疎遠になっていきました。
その頃、会社は家族でした。
人々にとって、会社は残された最後の村(=コミュニティー)でした。
当時多くの人が、自分の会社を「うち(=家)の会社」と言っていました。
しかし、1992年のバブル崩壊以降リストラがどんどん起こる世の中になり、
「愛社精神」という言葉も聞かなくなるともに、徐々にではありますが会社が家でなくなり、
多くの人が会社に自分の居場所を見い出せなくなってしまいました。
「マズローの欲求五段階説」という言葉を聞かれたことがありますか?
アメリカの心理学者アブラハム・マズローが説いたその理論の中で
「人は、人間関係・他者に受け入れられたい」という
「所属」の欲求が存在すると説かれています。
地域や会社が崩壊し、自分の居場所を見つけることが難しい世の中になってしまった
今の日本の社会。
「人はどこで繋がり、「所属」の欲求を満たせばいいのか?」
人々が、ネットに繋がりを求めるようになった理由がここにあります。
詳しい話はまた別の機会にしますが、
本質的に人は、「どこかで繋がっていたい」という欲求を持っています。
そして、時代の変化とともに、繋がりの多様性が広がりました。
しかし、このように時代が大きく変わっていることに、経営者の多くの方は、
まだ気づいていないのかもしれません。
“あなたのお店も会社もコミュニティーになり得ます。”
しかし、それに気づかないお店は、前回例に挙げたお寿司屋さんのように、
顔の見えない誰かに向けた、無味乾燥なメールを送り続けているのです。
人との繋がりを多くの人が求める今の時代だからこそ、
・人との繋がりを大切にする
・「来て」と発信できる体制をつくる
ということをぜひ、意識していただきたいと思います。
この本質を理解しながらお客様との関係性を築いていってみてください。
きっと、今後のビジネスに大きな変化をもたらすはずです。
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株式会社 エリアワン
代表取締役 今泉 武史
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