【メルマガで成果を出せない理由】
今や、多くのお店や会社がメルマガを発行しています。
しかし、メルマガで成果を上げているお店はまだまだ少ないのが現実です。
それは、どうしてなのか？
ある事例を挙げます。
僕が家族でよく行っていたお寿司屋さんの話です。
そのお寿司屋さんは、前橋市内ではそこそこ大きな規模で展開している高級なお店です。
行く時には電話をして、わざわざ予約を入れ、さらにきれいな恰好をして食べに行っていました。
そして、わが家はいつもカウンターで食べていました（悲しいことに全て過去形です…）。
幼稚園の子ども連れの親子3人が毎月カウンターに座って食べていて、
お寿司を握ってくれる大将とも話をしているのに、
それなのに、そのお寿司屋さんは、僕たちの名前も顔も憶えていませんでした。
お店に行かなくなっても、連絡の一本すら来ません。
というより、僕がどこの誰だか分かっていないので連絡の取りようもないわけです。
また、そのお店のメルマガ登録をしていましたが、
時々「本日、生ビール半額！」という内容のメールが届きます。
こちらとしては、いつもわざわざ予約を入れて、特別な気持ちでお店へ行っているわけです。
なのに、お店から来るのは、「本日、生ビール半額！」のメールです…。
思わず、それって何か違うんじゃない!?という気持ちになってしまいます。
このようなＫＹ的なメールをマメに送るよりも、
ベストなのは「最近、顔を見ていませんが、たまには来て下さい、お待ちしています」
という連絡だと思います。
お寿司屋さんのメッセージは、メルマガ登録をしている大勢へ向けて発信したメッセージです。
顔の見えない誰かに向かって投げかけたメッセージなので、こちらには全く響いてきません。
メルマガというツールを確かに使っているのですが、使い方を間違えてしまっているために、
ガッカリさせるメルマガになってしまっています。
このように、成果に結びついていないお店の多くは、
「何のためにメルマガをやればいいのか？」
という本質が抜け落ちてしまっています。
メルマガで成果を得たいのであれば、何のためにお客様へメールを送っているのか？
本質をしっかりと認識しておく必要があるのをお分かり頂けたと思います。
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株式会社 エリアワン
代表取締役 今泉 武史
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