こんにちは、今泉武史です。
こう見えてお笑いが好きです。
好きなお笑い芸人は
東京03です。
お笑い好きですが
普段はコンサルの仕事しています。
店舗の売上UP
士業・コンサル向けには
法人獲得法をお伝えしています。
https://area-one.jp/lp/uriage-up
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2017年8月のことですが、
アマゾンがアメリカの
高級スーパーマーケットの
ホールフーズを買収しました。
ホールフーズと言えば
日本で言うところの
紀伊国屋や成城石井、明治屋と言った感じの
高級スーパーです。
先日カナダに行ったときも
ホールフーズ行きました。
スーパーの本部でSV(店舗指導)
の仕事をしていた頃
アメリカ研修で見学しました。
当時、ウォルマート(世界最大スーパーチェーン)に
対抗しているアメリカのスーパーの
代表企業として
ホールフーズを中心に
見に行きました。
ウォルマートと言えば
メーカー直販、安さが強みの
スーパーです。
価格競争に負けないためには
どうしたら良いか??
と言うテーマで見学に行きました。
そのホールフーズが
アマゾンに買収され
価格競争を始めました。
アメリカでは
Death by Amazon
と呼ばれる株式銘柄があるそうです。
主にはスーパー、百貨店、専門店です。
アマゾンによって
死に追いやられるのは
実店舗です。
アメリカのトイザラスは倒産しました。
先日もアメリカのシアーズという
大手小売店が倒産しました。
小売店を閉店・倒産に
追い込んでいる
アマゾンのホールフーズ買収の
狙いがどこにあるのか?は
定かではありません。
価格を下げることによって
スーパーの来店客数を増やし
今後はスマホと連動させながら
顧客リストを取っていくであろうことは
容易に考えられます。
AmazonPrimeの会員増に
つなげるのか?
はたまた新たなビジネス展開に
つなげていくのか?
アマゾンは試験的に
レジ無のスーパー・コンビニを
経営し始めています。
(アマゾンGo)
⇒ https://goo.gl/HPnJcU
中国のコンビニでも
無人店舗は増えているそうですが
中国の場合は、
万引きや防犯的な観点が強いかも
しれないようですね。
店舗からレジが無くなるのは
何年も先のAI化の話・・・
などではなく、すでに今ある技術で
充分対応可能です。
スマホと決済タグを連動させることで
レジで会計することなく購入できる日は、
もうすぐそこまで来ています。
もしアマゾンが
日本のセブン&アイホールディングスと
手を組んだら・・・
あるいは、コンビニのM&Aを進めて
店舗数を一気に拡大しているファミマや
ローソンと提携したら・・・
あなたが普段
アマゾンで物を買わなくても
そのうちコンビニや
スーパーマーケット経由で
アマゾンからメールや連絡が
届くようになる可能性が高いのです。
今後、ネットとリアル店舗の境が
更になくなっていきます。
ネット通販会社が
実店舗を試験的に持つ
なんて生易しいことではなく
今まで店舗も持たない、
サービス人員もいらず
運営コストの安いネット通販会社が
本格的に店舗ビジネスに参入する時代が
すぐそこまで来ています。
本気で取り組まれてしまったら
システム、資本力を前に
実店舗の大半は
アマゾンに駆逐されていくことになります。
ただでさえ店舗のAI化は
メリットが多いからです。
タグとスマホ連動が出来るようになると
今まで店舗ビジネスで起こっていた
・万引きロス
・レジの打ち間違え
・従業員による売上不正と横領
・売上を最大化させる売場レイアウトの最適化
・商品自動発注
・リアルタイム販売データと発注に合わせた納品
・お客様個人と販売データの連動
これらが一気に解消する
メリットが生じます。
人手を介すことなく
今までの問題を解決できます。
人手を介すことがないからこそ
解決される、と言えます。
コンビニやスーパーの売場は
小さな物流倉庫のような
意味になっていきます。
こうなってしまう前に
自分のお店はどうして行ったらよいか?
ネット、というよりも
アマゾンに駆逐されないような
強いお店をつくることを
本気で考えるときが来ました。
モノ売りからの脱却をしないと
アマゾンの波に飲み込まれます。
運営:株式会社エリアワン
代表取締役 今泉武史