僕は集客コンサルタントをする前、
今から10年以上前の話になりますが、
スーパーの惣菜部門で店舗指導の仕事と
仕入れ(バイヤー)の仕事をしていました。
なので、コンサルティングに入る時は
集客以外のことでいろいろとコンサルすることが多いです。
今回は、そんな事例を含めてお話したいと思います。
自社の商品を見直すことをオススメしています。
案外、売れて儲かる商品はあります。
例えば、ファミレス、コンビニ、FFなどだと
【ポテトフライ】
が売れて儲かる商品です。
バイヤーだった頃の相場の話です。
今はもちろん違うはずです。
が、だいたいの傾向は一緒だと思っていただいて
OKです。
皮付きポテトのお店の仕入れ価格は
1kgで300円でした。
問屋さんの荒利設定は商品にもよりますし
会社にもよりますが、20~30%ですから
問屋さんの仕入れ価格は210~260円くらいに
なります。
食品だと
1商社・メーカー
↓
2.問 屋
↓
3.問 屋
↓
4.スーパー
という仕入先の構造になります。
日本の流通業のネックは
流通経路の長さです。
メーカーから直で取引できるところは
まだまだ少ないです。
先ほどの事例は3.4の問屋とスーパーの話ですから
大元の原価はめっちゃめちゃ安いです。
店頭仕入れ価格で考えても
100gで30円くらいです。
ファミレスのポテトのグラム数は
おそらく150~250gくらいです(見た感じのカンです)。
原価45円~75円程度です。
それが300円とか400円で売られるので
めちゃめちゃ儲かる商品になります。
確かガストではポテトフライが上位5アイテム以内に
入っていたと思います。
ガストなどは、むしろポテトフライを人気商品に
仕立てあげています。
調理の手間もかからなくて
荒利益率が高い商品になります。
混雑している時は避けてほしい商品ではありますが
ドリンクバーと組み合わせると
原価も安くて人件費がほとんどかからない優良商品です。
飲食店や小売店の場合は
この原価計算を再確認することで
売れて儲かる商品を今現在持っている可能性があります。
先日はサロンを経営されている方の
コンサルティングの中で
原価ではありませんが
違う尺度で商品を見直し
儲かるメニューと儲からないメニューを
選別しました。
こういうのがわかると何が良いか?というと
経営効率が良くなる、というメリットが出てきます。
同じ経営資源を使って
儲かりやすい会社・お店が作られていきます。
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株式会社 エリアワン
代表取締役 今泉 武史
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