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オススメ商品は何ですか?

投稿日:2017年7月7日 更新日:

こんばんは、今泉 武史です。

新入社員の頃
(僕は地元群馬のスーパーマーケットの惣菜部門で働いてました)、
お客様に言われたことがあります。

 

「今日のオススメ商品はな~に?」

と。

 

当然、毎日特売商品や売り込み商品は決まっていたはずなのだけど、

「へ?」

となってしまいました。

「どれもおすすめです・・・」

と一番ダメな回答をしてしまったことがありました。

結構この出来事は僕の販売に対して大きな影響を与えました。

この日を境に

「おすすめ商品は何か?」

ということを考えるようになりました。

休みの日には他社の売場を良く見に行きました。

同じスーパーの別店舗に出向き

「〇〇店の新入社員の今泉と申します!勉強させてください!」

とチーフに声をかけ見せていただきました。

公休日に、近隣チーフの元で朝から晩まで
売場づくりを教えてもらいに行ったこともありました。
遠出して、福島のヨークベニマルを見に行ったり、
当時はまだほとんど群馬には出店してなかった
ヤオコーやベルク、ヨーカドーの売場も見に行きました。

 

自社の新店オープンの日は、
公休日をズラして必ず顔を出すようにしてました。

研修や旅行で遠出した時は、
必ずその地域のスーパーに行き、
そのお店の惣菜部門がどんな売場を作っているのか?
を確認してました
(これは今だにやってしまいます。家族にはイヤがられますf^^;)

「今日のオススメ商品は何か?」

という見方で売場を見ると面白くて、
夕方作りたて商品がどんなものなのか?
どんな売場でどんな売り方をしているのか?

が明確に見えてきます。

 

もちろん、そういうのがちゃんと伝わらない売場のお店も多いです。

いろんなスーパーの惣菜売り場を見に行くうちに

「1品をとことん売り込もう!」

という考えに至りました。

 

新入社員の時には

「週末は1日1アイテム100パック売る!」

と決めて、実際に取り組みました。

餃子、あんかけ豆腐、唐揚、海鮮串、マグロカマ焼等々、
いろいろチャレンジしました。

ときどき、メーカーさんには誤発注だと思われて、
電話確認が来たり、納品数量が
1/10に減らされたりしたこともありました。

 

1アイテムに絞って売り込むことを頑張ると、
だんだん販売力もついてきます。

 

入社して3年目にはついに
やきとりだけで毎週日曜日に2500本(約25万円)
売上げるほどになりました。

 

土日で4000~4500本くらいは販売してました。

売上構成比で考えれば
焼き鳥の売上予算は6万4千円くらいのところでしたが、
1品を売り込む売場展開にすることで
4倍以上の売上まで伸ばすことが出来ました。

 

とにかく1品を売り込む、
ということにこだわるのが
この頃の僕の売り方でした。

自分が店舗指導になってからも、
この売り方を追求しました。

ある日、当時の僕よりも全然年上の
ベテランチーフのお店に
訪店しなければならない日がありました。

 

1日5~7本しか売れてなかった

【やわらか棒ヒレカツ】

という商品を、
メーカーさんにお願いして、
130本納品してもらいました。

 

勝手に発注したことに対して、
ベテランチーフからは朝から猛烈に怒られました。

「責任もって売って帰りますので、売場貸してください!」
  
と言って落ち着いてもらいました。

お昼までに100本売り切ったところで、
チーフから

「こうやって売ったらいいんだな、わかった」

と認めてもらえました。

この「今日のおすすめ商品なな~に?」
という一言から始まったことですが、

【1品をとことん売り込む】

ことは、今の僕の
コンサルティングのスタイルのベースを作りました。

・ジュータンを2週間で4000万円も売る家具屋さん
・1週間で100名集客し、3日間で1250万円売った着物屋さん
・ネット集客に力を入れて、3日間で500万円以上販売した絵画教室
・自社開発商品をネットで年間2500万円以上売る製造業の方
・サマードレスの販売に力を入れて、売上が2倍になった洋服屋さん
・看板商品の販促を強化して、2カ月で売上が2倍になったケーキ屋さん
・1日のセールスで10か月分の売上になった健康食品販売店
・1メニューに絞り込んだことで1万円のコストで80万円の自費診療メニューが売れるようになった歯科
・既存客に1回の告知しただけで10件以上入れ歯(自費診療)が売れるようになった歯科

など、実店舗の方たちの成功事例には、
この【1品をとことん売り込む】ことが共通しています。

僕が現場から築いてきた売り方ですが、
スーパーをはじめとする小売店はもちろん、
士業やコンサル、
ゼロから起業したいろんな他業種でも成果があがっています。

多くのお店が売上不振に陥るのは、
アイテムを絞り込めないからです。

でも、それに気づいてアイテムを絞り込んでも、
販売力を磨かないと、
そのままさらに売上を落としてしまいます。

店舗ビジネスにおいて売上を伸ばすのに必要なのは、
商品力、販売力、伝える力です。

もっともっとお店の売上を伸ばしたいなぁ。

お店にはネット通販では
決して味わうことが出来ないライブ感があります。

僕はそれを大切にしたいなぁと思っています。

 

あなたのお店、会社のオススメ商品は何ですか?

 

 

 

運営:株式会社エリアワン

代表取締役 今泉武史

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今泉武史

今泉武史

1973年群馬県桐生市生まれ。   1997年より地元群馬県のスーパーマーケットの惣菜部門で働く。 2年目より1番店を任されて天狗になる。 2年後、競合店が出来、売上急落・・・。 会社の至上命題は3か月以内に売上を100%に戻せ! 「いったい何をどうやったら??」   安売り競争で戦うスーパーだが、作りたての手作り惣菜と弁当に力を入れ一気に売上を盛り返す。 この時に 「お客様が求めているのは安いものではない!お客様が求めるものを提供できれば売上は上がる!」   ということを実感。 その後50店舗、約48億円の惣菜部門の 店舗指導・バイヤーを歴任する。 若手社員が多い部門に、自身が模索した 売上が上がるメソッドを導入し、次々と売上UPする店舗が続出。 売上アップしたノウハウを持って 独立起業したものの、わずか2年で断念。 集客が出来ない苦しさと悔しさを痛感する。 その後、再びサラリーマンに戻る。 ネット通販兼卸売会社でネット向け商品開発と 飛び込み営業を経験する。   お客様は勝手に来る、 と思っていたスーパーマーケット時代と打って変わって、 自分の知恵と足を使って お客様獲得しなければならないことを見を以って知る。   この時に、1年間で約100社の法人顧客開拓をした 経験が後にマーケティング思考に役立つ。 その後東京のコンサル会社からヘッドハンティングされ転職。   2年間東京のマーケティング系コンサル会社に 前橋から2時間通勤で通う。   この会社でたった一人1カ月間で1000万円を売上る。 そしてインターネットマーケティングの力を思い知る。   その後再び独立。   小さな会社・小さなお店の救世主として 日夜コンサルティングに励む。 50店舗のチェーン店の店舗指導の経験に基づいた わかりやすく、成果が出るノウハウと ネットマーケティングのスキルを活用した 集客メソッドを活用して 日々クライアントの会社が復活していく。   クライアント達の中には、宣伝広告費をほとんど使わないで 売上が2倍、3倍、5倍と伸びるものもいる。   また、短期間で結果が出ることから 「今泉マジック」と呼ばれている。  

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