お店で担当者として働いていたころ
すぐ近くにできたディスカウント系の
スーパーとバチバチと戦ってました。
基本的に、
僕が在籍していた惣菜部門では
安売りはしません。
手間をかけるのが仕事ですからね。
とは言っても、
販促を行い、
売上を伸ばす必要があります。
そこで僕が行ったのは
特定の利益が取りやすい商品で
販促予算を作りました。
例えば、僕はお店で
・手作り茶わん蒸し
・手作りカレー
・特性モツ煮
などを作っていました。
これらの商品を作るのに
かかった原価と、
全部売れたときの売上を
計算していました。
当然値引きになるものもあるので
それらも加味して、荒利益高を
管理していました。
ここで儲けた利益を予算にして
販促を掛けていきます。
例えば、玉子も惣菜部門の
商品なのですが、
まあとにかく儲からない。
お店に入ってきた時点で
10%しか売上はありません。
1個ロスが出ようものならば
10個売らないと取り戻せないのです。
お店の集客の目玉としても
玉子は活用されることが多いアイテムです。
なので、特売で売れる数量分を
別の商品で稼いで予算を作りました。
年末に近づくと
玉子の相場は上がるのですが
お店は50円引きで販売したがります。
特売だと1日1000個出ます。
50円×1000個
=5万円 を別の商品で稼ぎ出していました。
販促を掛けなければならない
でも予算なんて考えてない!
という方もいらっしゃると思います。
このように、儲かる商品から
販促費をねん出して
集客につなげる、あるいは
重点商品の販売につなげる
などをしてみてください。
運営:株式会社エリアワン
代表取締役 今泉武史