先日、これから起業しようと思っている、
という30代の男性と話をしました。
彼:「起業したいと思っているのだけど、家内の理解と同意が
求められるか不安です。子どもも小さいので、許しても
らえるかどうか・・・。」
と。
僕も10年前起業した時には、
ようやく家内に理解してもらいました。
それは、サラリーマン時代の信頼の蓄積があったので
かろうじて・・・でした。
僕は地元のスーパーマーケットで働いていました。
その時は28歳でスーパーバイザー、
29歳でバイヤーをしていました。
いわゆる花形部門でした。
退職する際にも
「このままいけば将来は取締役にだってなれるのだから
絶対にやめるな!」
と当時常務だった現社長にも言っていただけました。
そんな働き方をすることが出来たからこそ、
僕の描く夢の未来像に納得してもらえました。
今にして思えばそれは、僕の実力なんかではなく、
若造に48億円の売上を任せてくれた
そのスーパーの寛大な度量のおかげです。
自分の力では到達できないような
大きな仕事を若い時期に体験させていただけました。
サラリーマン人生としては、
本当に幸せな時代を過ごさせていただきました。
しかし、それを振り切って起業したものの、
集客できず1年半で断念。
それから僕は結局はサラリーマンに戻らざるをえませんでした。
その後は飛び込み営業もやりました。
自分で選んだ人生とはいえ、
後悔の日々を送っていました。
次の会社は東京の会社でしたが、
実は転職したこと自体を言えずにいました。
相談もできませんでした。
相談したところで、
絶対に反対されるのが目に見えていたからです。
7年前に再び独立起業する決断する時も、
相談できませんでした。
理由は先ほどと一緒です。反対されるのが目に見えたからです。
女性にこの話をすると、口々に「ひどい・・・」と言われますf^^;
男性経営者は「そうだね。そういう時もあるよね」と
言ってくれる方が多いです。男女の違いでしょうかね?
それと、僕は息子が小さいから、
というのを理由にしたくありませんでした・・・。
僕は、息子が大きくなった時に、
「お前が小さくて、これからちゃんと育てられなかったから困ると思って、
パパは独立するのをあきらめたんだよ。」
と言ったら、息子はどう思うだろうか?と思いました。
僕がどんな人生を生きようと、
息子には責任はありません。
息子を言い訳にしたくなかったのです。
家内に対しても同じです。
何が言いたいのか?を整理します。
「起業したいと思っているのだけど、
家内の理解と同意が求められるか不安です。
子どもも小さいので、許してもらえるかどうか・・・。」
という気持ちは分かりますが、
理解してもらえる日なんて、そもそも来るはずはないのです。
子どもが大きかろうと、小さかろうと、
子どもは子どもの人生を生きています。
自分の人生の責任を子どもに背負わせること自体が間違えています。
【大切なことは何か?】
それでも自分が独立起業したい、
という情熱を持っているか?です。
試されているのは自分の情熱と覚悟です。
家族の反対にあったからといって、
起業をあきらめるくらいの動機であれば、
最初から独立なんかしない方が幸せです。
起業したら、つらいことや、
大変なこともたくさん出てきます。
今までは他の部署の人がやってくれた仕事も
全部自分でしなければいけません。
営業が苦手、メルマガが書けない、と言ってる間に、
そのまま稼ぐこともできなくなり、
家族を路頭に迷わせます。
周りの人が全員
「いいね!がんばりなよ!」
と味方してくれないことなんて、
ざらにあります。
それでも自分の判断を信じて
行動し続けるのが起業です。
自分の情熱と覚悟が決まった時に、
きっと天職はあらわれるのだと思います。
僕は、天職を求めて頑張っている人を応援するのが、
自分の使命だと思っています。
自分らしく、心から情熱を傾けることを
仕事にしていく人を応援したいと思っています。
息子の誕生日が近くなると、
いつも、この頃の自分を思い出します。
で、熱く語ってしまいますf^^;
いつもこんな想いをもって
コンサルのお仕事に取り組んでいます。
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株式会社 エリアワン
代表取締役 今泉 武史
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