昨日車を運転しながら
「知られていない、ということは
開店していても気づかれないし
閉店してもつぶれても気づかれないんだよな・・・」
とふと頭をよぎりました。
つまり
【存在しないも一緒】
です。
誰も喜んでくれないし
居なくなっても悲しく思ってくれる人もいないのです。
ふと一昨年オフィスの近くにできたケーキ屋さんを
思い出しました。
オープン日に姪と家内が事務所に来たのもあり
ケーキをみんなで買いに行きました。
その数日後にもスタッフたまには優雅に時間を過ごそう
って言ってケーキとTWGの紅茶を飲んで
話をしました。
春の気持ちよい陽気でした。
奥さんと、パティシエのご主人がわざわざ
お礼とあいさつをしに来てくれました。
うれしそうな顔をしていました。
きっと念願の開店だったのだと思います。
でも、それから2年もたたずに
無くなってしまいました。
空っぽになったテナントを見るたびに
あの春の日を思い出します。
二人の笑顔を思い出します。
お店の存在をもっと多くの人に知ってもらっていたら・・・
お客様の連絡先をきちんともらっていたら・・・
と思ってしまいます。
僕も独立したものの、
夢に破れてサラリーマンに戻った人間です。
だから、がんばってほしいのです。
知ってもらうことと、
お客様と繋がることを。
コピーライティングが下手だろうとなんだろうと
伝える努力と、つながる努力をすれば
現状はかわるのです。
ケーキを見るたびに
あの空っぽのお店を見るたびに
僕はケーキ屋さんを思い出します。
想いを伝えるお手伝いをするのが
僕の役目なのかもしれないな・・・と
思う今日この頃です。
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株式会社 エリアワン
代表取締役 今泉 武史
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