おはようございます。
携帯集客コンサルタントの今泉です。
今年はすっかり年末年始を堪能しました。
数年前は、年末年始も朝から晩まで仕事をしていましたので
ゆっくり出来ることに、本当に幸せを感じます。
お店にいるとき、売り場作りにおいて
特に気をつけていたことがあります。
それが「ハレの売り場」」と「ケの売り場」です。
「ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、
時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。
民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、
ハレ(晴れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、
ケ(褻)はふだんの生活である「日常」を表している。
また、ケ(褻)の生活が順調に行かなくなることを
ケガレ(気枯れ)という。
ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、
ケとは画然と区別した。 (Wikipediaより)
「ハレとケ」に関してはWikipediaに詳細がありますので
そちらをご参照ください。
「非日常」と「日常」と言い換えられるものでもあるのですが
やはり気分的にお金を使いたくなる時期です。
年末年始は代表的なシーンですが
お客様が開放的な気分・感情になる瞬間に
商品・サービス・売り場作り・掛け声等々で
「いつもとは違う演出」を行っていないと
チャンスロス(機会損失)になります。
お客様がお金を使う瞬間(=消費)と感情は
切っても切り離せないからです。
セミナーやコンサルティングの場面でも話していますが
お客様は商品を購入しているだけではなく
その向こうにある「気分」「感情」を味わいたいから
消費活動を行っているのです。
自分の感情を満たさない売り場(=感情のミスマッチが起こっている現場)
では、お金を使いません。
もう年末年始も終わってしまってから言っているので
「下衆の後知恵」みたいですが・・・(笑)
年末年始はほぼ毎日どこかしらのお店に行ってましたが
売り場の切り替えができているお店は繁盛していました。
逆にいつもと変わらない売り場展開のお店は閑散としていました。
お店を経営されている方へ
どんなに小さな「ハレの日」でもいいです。
売り場作り、品揃え、サービスを変える習慣を
作ってみてください。
年末年始という大きなイベントの時には、
自分の期待にこたえてくれそうなお店に出向きます。
日々の小さな積み重ねが、
大きな増客に繋がっていきます。
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