さて、新年初の“真面目記事”として
今日のブログでは「ハレの日の売り場」について
書きました。
⇒ http://ameblo.jp/rascal-imaizumi/entry-10757638619.html
先日メルマガで書いた記事です。
お店をされている方にお伝えしたい内容です。
「ハレ」と「ケ」という言葉は
何となく聴いたことあるかもしれないですね。
非日常と日常のことを指しています。
売り場作りをする際に一番大切にしていたのは
この「ハレとケの売り場」についてです。
ハレの気分の時に、どんなに集客しようと
販売している商品が日常的なものばかりの時は
売上は客数増と同じトレンドですら伸びません。
つまり、販売成約率が落ちていきます。
逆に、ハレの日にハレの日の商品展開をして
きちんとハレの売り場を作った時は
客数増のトレンド以上に売上は伸びます。
今は集客のコンサルタントをしていますので
集客力をつけることを目的にクライアントになる企業が
多いですが、実は、このハレとケを意識して
売り場作り、品揃えをするだけでも、
売上が上がることが多いです。
つまり、それまでお客様の心のニーズに対して
答え切れていなかった売り場が、対応できるように
なってきたら、チャンスロスが埋められていくのです。
もしあなたが飲食店、小売店の方ならば
もっと細かく曜日や時間帯でハレとケを分けていってください。
僕は、「ハレ」「ケ」だけでなく
・ハレ的ハレ:例.クリスマス当日
・ハレ的ケ :例.日曜日や連休最終日の夜
・ケ的ハレ :例.明日から連休になる平日の夜
・ケ的ケ :例.平日
という感じに分けていき、品揃えや展開方法
SKU(提供単位:大中小)を変えていきました。
「ハレ」と「ケ」というと難しく聞えるかも知れませんが
言って見れば「気分」です。
開放的な気分か、日常的な退屈な気分か?という
違いです。
人は気分で生きている動物ですから
この消費活動と気分は、とても密接です。
集客はとても大事なことではあるのですが
集客の前にしなければいけないこと、
気をつけなければいけないこと
コストをかけなくても、売上を伸ばせることは
まだまだあるかもしれません。
「ハレ」と「ケ」という切り口でも
ちょっと販売チャンスについてを
考えてみてください。