こんにちは
店舗集客コンサルタントの今泉です。
この記事に似ていることなのですが
小売業の方は、ロスに目を向けると売上が下がります。
小売業は、ロスとの戦いだと思います。
10%のロス率があったとして
これを「5%まで削減しよう」とすると
ほぼ99%の人が売上を落とします。
なぜか?
縮小してしまうからです。
10%のロス分を5%にして仕入れればいい、
あるいは陳列すればいい、となります。
ところがどっこい、そうはうまく行きません。
10%のロスになっている商品が陳列されていることで
売上を作っているからです。
人は最後に残っている商品には
なかなか手を出しません。
ではどうしたらよいか?
① まずは10%出ているロスの中身を
分析していきます。
② その後、ロスの質を変えていきます。
往々にしてあるのが、
売れ筋の商品は残っていなくて
品ぞろえの商品が残っている
というパターンです。
これは、お客様にとって欲しい商品が
足らないのです。
この場合は、売れ筋の商品量を増やし
品ぞろえ商品の陳列量を下げていくだけで
売上が上がりとロス率が下がります。
売れ筋商品が残ってしまっている場合は
単に陳列過多か、売り場がマンネリ化してます。
売り場をもっと大胆に変えていく必要が
あります。
これはチャンスロス(機会損失)に
目を向けることになります。
「今売り逃してしまっている商品は無いか?」
と言うことですね。
客数が増えなくったって
売上を上げていく方法なんて
いくらだってあります。
と言うよりも、チャンスロスをなくしていない売り場に
集客してしまうと、失望するお客様を増やすことになります。
まずは売り場をしっかりと作りこんで、
そのあとで集客するようにしましょう。