こんばんは
小さな会社・小さなお店の売上・利益を伸ばすコンサルタント
今泉武史です。
昨日のブログでも書きましたが
あなたは「パレートの法則」を
ご存じですか?
https://area-one.jp/blog/?p=1389
「20:80の法則」
とも言われています。
例えば、小売業などでは
「売上上位20%のアイテムが80%の売上を作る」
と言われていました。
「顧客の20%が80%の売り上げを作る」
という言い方もされます。
どこかで耳にしているかもしれません。
今日はもうちょっとくわしくお伝えしたいと思います。
どのように考え、どのように使うか?
を試していただけるとうれしいです。
SV(店舗指導)の仕事をしている時も
バイヤーの仕事をしている時も
「パレートの法則」に従っていました。
「パレートの法則」と
「ABC分析」とを掛け合わせて
使っていました。
累積売上構成比でとらえていましたが
~70%の商品がA商品
71~90%の商品がB商品
91~100%の商品がC商品
と位置づけていました。
数値は会社によっても異なると思います。
A商品を80%までにしなかったのは、
絞られすぎてしまって、アイテムの幅が
広がっていかないからです。
A商品の展開をとらえたときに
・売り場全体の70%以上確保されているか?
・売れる場所で展開されているか?
ということを店舗指導では行っていました。
バイヤーになってからは
上位5アイテムで売上の30%になるよう
商品力を磨いていきました。
これを行うと、売上が必ず上がります。
売り上げ上位アイテムが
さらに売れるようになるからです。
売れやすい商品が
もっと売れると、
会社全体の売上を引っ張り上げていきます。
パレートの法則は
いろんなことに応用が効きます。
例えば、Aランクの顧客への接客回数や時間が
接客時間の80%になっているか?
などは、最近社内会議でも議題に上り
やり始めていることです。
商売は常連客が一番大事になります。
最近、ちょっとそういう面が弱くなっていたので
反省しています。
どうしても全体の数字を
上げたくなってしまいます。
単品ごとの売上であったり、
顧客も全員に満足してもらおうと思ってしまいます。
しかし、それは極めて非効率になります。
もちろん、
どんなお客様も常連客になっていただくようにすることは
とても大事になります。
ロイヤリティーの高いお客様に
高サービスを提供する方が
感謝度合いも満足度も高くなります。
結果的に売上に繋がっていきます。
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株式会社 エリアワン
代表取締役 今泉 武史
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