おはようございます。
店舗集客コンサルタントの今泉です。
最近あまりきちんとした記事を書いていなかったことに反省です。
■ 通販のメリット
日本の商業の売上の大半は、店舗です。
通販が伸びてきている、とは言え、まだまだ売上もそれほど高くありません。
しかし、通販には通常の店舗販売にはないメリットもあります。
今日は、そのお話をしていきます。
1.「商圏」の概念を取り払った商売が出来る。
これが一番大きなメリットです。
商圏とは、商売をする上でのターゲットエリアです。
一般的に言われている商圏は・・・
・コンビニエンス・ストア・・・半径350 ~400
・スーパーマーケット ・・・ 半径 1 ~ 10km
・ショッピングモール ・・・ 半径 10 ~ 80km
・百貨店 ・・・ 半径 80km
と言われています。
しかし、通販は、日本全国だけではなく、いまやインターネットを使うことで全世界がターゲットとなり得るのです。
2.事業効率がよい
2点目のメリットとして事業効率の良さがあげられます。
・店舗スペースが必要ない
・従業員がそれほど必要ではない
・初期投資が少なくて済む
・事業を数値化して捉えられる=誰でもできる
・万引きロスや陳列による商品のダメージがない
飲食店をオープンさせようと思ったら、何千万円もの投資資金と
スタッフをそろえなければなりません。
しかし、通販では小さくはじめることが出来ます。
自分一人とか、家族と行うなどです。
売上が大きくなっていった段階で、スペースを広くしたり
取り扱いアイテムを増やす、などといったことをしていけば
よいです。
メリットがあれば、デメリットもあります。
■ 通販のデメリット
・常に広告を懸けないと新規客が獲得できない
・お客様の元に商品が届くのに時間がかかる
・商品以外にコストがかかる (配送コスト、梱包コスト)
店舗の場合は、フラッと立ち寄るお客様もいますが、
通販の場合は、主に広告媒体をはじめとする露出媒体が
お客様の入り口になります。
新規顧客を開拓するのには、常に広告出稿をしていかないと
まわっていかなくなります。
また、商品がお手元に届くまでには、時間が掛かります。
お客様が申込をした後、どんなに早くても1~2日は掛かります。
配送コスト、梱包コストなど商品以外のお金もかかります。
しかし、すぐに手元に届かなくても、送料が掛かっても欲しいと
思ってもらえる商品を持っていて、全国展開可能な商品があれば
通販をはじめることは可能です。
小売業は全体的に元気ないですが、通販はこの数年売上が
伸び続けています。
特に、この不況下でも通販は売上を伸ばし続けています。
ぜひこのチャンスに乗ってください。
次の記事では、通販で売れる商品、売れない商品について
述べたいと思います。
株式会社 エリアワン
店舗集客コンサルタント
今泉武史