おはようございます。
集客教習所所長の今泉です。
早いものでもう3月も半ばですね。
そろそろ桜の便りも聞こえ始めてきましたね。
店舗集客の特集記事を書いています。
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「店舗集客①~ウリは何なのか?~」
http://ameblo.jp/rascal-imaizumi/entry-11484538969.html
「店舗集客②~お客様の行列が並ぶお店の弊害~」
http://ameblo.jp/rascal-imaizumi/entry-11485061965.html
店舗集客③~チラシを撒いたのに買い上げ点数が伸びなかった理由~
http://ameblo.jp/rascal-imaizumi/entry-11489942840.html
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店舗集客についての話は、ひとまず今回で最終回です。
店舗集客をする上で広告を活用することは欠かせません。
ただし、顧客対応に時間のかかる店舗の場合(飲食店、小売店、整体院、サロンなど)
「広告を一斉に配布する」ことは止めた方が良いです。
広告を一斉配布する、というのは
例えば、「チラシを一気に5万件出す」というようなやり方です。
もし5万件出すのであれば、
1万件ずつ出してみるとか、5,000件ずつを10回やる
というやり方にした方がいいです。
その方が万遍なく、お客様に来店していただけますよね。
子供服チェーン店の西松屋さんは、完全にそのような発想です。
1日の来店客数が一定の数を超えたら
(つまりは売上、と考えても良いと思います)
同じ地域にもう1店舗作る
という戦略をとっているそうです。
基本的に、そのお店は商品を陳列しておくだけの
手間が掛かりにくい商売形態をとっています。
このスタイルだと、全員パートさんで店舗運営ができるわけです。
一方で、お客様が一気にワッと来るような商売をしていると
どうしても労働量にムラが出てきます。
月曜日は従業員何人でまわしていく、火曜日は何人でまわす
日曜日は何人で、といった計画を立てていたのが
もし日曜日だけものスゴイ数のお客様が来店してしまったとしたら
そこに労働量を大量に投入しなければいけなくなってしまいます。
あとレジが並んでしまうので
その時間にスタッフをあらかじめ準備しておかなければいけない
といった状態を招きかねません。
言ってみれば
先程話した西松屋さん考え方・やり方は
ムラをなくすという発想を行っているのです。
効率を上げるために
「ムリ・ムダ・ムラをなくす」というのは、
よく言われる言葉ですが
まさにそれを徹底してやっているという感じです。
どの店舗に行っても
同じ売り場に、同じ商品が同じように並んでいます。
そういうことを見ると、
チェーン店出身の僕とすると、
「ものスゴク効率的にやっているんだなぁ」
と感心してしまいます。
ここまでで店舗集客において大切なポイントをまとめると、
・「いったい、自分のお店は何屋さんなのか?ウリを打ち出す」
・「賑わい感とオペレーションの平常化のバランスを保つ」
・「お客様が平均的に来店する広告活用を行う」
といった部分が挙げられます。
店舗集客については、またの機会でもお伝えしますね。