1年以内に売上倍増を目指す経営者あなたへ

地方都市実店舗のための短期間で売上倍増するプロジェクト

お店の利益増

利益設定が正しいですか?

投稿日:2017年2月5日 更新日:

こんばんは。

今泉 武史です。

コンサルティングを受けている方とは
集客についてだけでなく、売上と利益についても
お話することが多いです。
僕自身はもともとはスーパーマーケットチェーン店の
惣菜部門で店舗指導の仕事をしていました。
店舗指導の仕事は

・売上アップ
・利益アップ
・クリンリネスの向上
・販売計画
・仕入計画
・製造計画
・労働計画
・生産性の向上

などなど多岐にわたっていました。
最近コンサルティングでお話をした方は
小売店の方でした。

ライバル店と同じ商品を販売しているわけではないので
価格競争に陥っているわけではありません。
なので、仕入れた商品に対して
自分で好きなように値付けをしていました。
その方曰く、

「荒利益率が30%を切らないように
 価格設定をしてます。」

と。

で、僕は

「具体的にどうやって価格を決めてますか?」

と質問しました。
すると・・・
「仕入れた価格に対して1.35倍して
 価格をつけていました。」

と。
悲しいかな、これでは実は30%の荒利益は
取れません・・・。

簡単に原価と売価の関係を書きました。
原価 100
売価 135
荒利高 35
荒利率 25.93%

荒利益率を出す計算式は

荒利高÷実売価

です。

原価100円、35円の荒利益高に対しては
25.93%になってしまうのです・・・。
仕入原価に対して30%上乗せしたい場合は

仕入原価÷(1-設定利益率)

になります。

つまり今回で言えば

仕入原価÷0.7

になります。
実は、こういった些細な勘違いで
利益損失をしているお店はあるかもしれないですね。
これをやってしまっている人は、
案外多かったりします。
こういう話って、本当はすごく大切なのですが
メルマガやセミナーで話しても、
興味持たれないです。
売上を上げようと思ったら
こういう基本的な事も
きちんと押さえないと、ですね!

 

運営:株式会社エリアワン

代表取締役 今泉武史

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
今泉武史

今泉武史

1973年群馬県桐生市生まれ。   1997年より地元群馬県のスーパーマーケットの惣菜部門で働く。 2年目より1番店を任されて天狗になる。 2年後、競合店が出来、売上急落・・・。 会社の至上命題は3か月以内に売上を100%に戻せ! 「いったい何をどうやったら??」   安売り競争で戦うスーパーだが、作りたての手作り惣菜と弁当に力を入れ一気に売上を盛り返す。 この時に 「お客様が求めているのは安いものではない!お客様が求めるものを提供できれば売上は上がる!」   ということを実感。 その後50店舗、約48億円の惣菜部門の 店舗指導・バイヤーを歴任する。 若手社員が多い部門に、自身が模索した 売上が上がるメソッドを導入し、次々と売上UPする店舗が続出。 売上アップしたノウハウを持って 独立起業したものの、わずか2年で断念。 集客が出来ない苦しさと悔しさを痛感する。 その後、再びサラリーマンに戻る。 ネット通販兼卸売会社でネット向け商品開発と 飛び込み営業を経験する。   お客様は勝手に来る、 と思っていたスーパーマーケット時代と打って変わって、 自分の知恵と足を使って お客様獲得しなければならないことを見を以って知る。   この時に、1年間で約100社の法人顧客開拓をした 経験が後にマーケティング思考に役立つ。 その後東京のコンサル会社からヘッドハンティングされ転職。   2年間東京のマーケティング系コンサル会社に 前橋から2時間通勤で通う。   この会社でたった一人1カ月間で1000万円を売上る。 そしてインターネットマーケティングの力を思い知る。   その後再び独立。   小さな会社・小さなお店の救世主として 日夜コンサルティングに励む。 50店舗のチェーン店の店舗指導の経験に基づいた わかりやすく、成果が出るノウハウと ネットマーケティングのスキルを活用した 集客メソッドを活用して 日々クライアントの会社が復活していく。   クライアント達の中には、宣伝広告費をほとんど使わないで 売上が2倍、3倍、5倍と伸びるものもいる。   また、短期間で結果が出ることから 「今泉マジック」と呼ばれている。  

もっと読み進めたい人気記事

-お店の利益増
-

Copyright© 地方都市実店舗のための短期間で売上倍増するプロジェクト , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.