今週は福岡の法人顧客のコンサルティングでした。
スキルアップして頂くために
色んなことを教えるのですが
人による差が大きい・・・。
同じ課題を出しても
サクサク出来る人と
倍以上の時間を掛けても
完成しない人がいます。
生産性の高い人と低い人の差です。
向き不向きも
慣れの問題もありますが
同じ業務でこれだけの差が出ると
ちょっと問題があります。
(この件は社長にも伝えてあります。
メルマガに掲載することも了承いただいています)
会社は生産性を高める必要があります。
会社の生産性を高めるためには
人の生産性を高めなければなりません。
そのための教育を
どのように行っていくか?
は結構真剣に経営者が
考えないといけない問題の一つです。
作業時間の測定を行う
マニュアル化を行う
OJT(業務を通じての訓練)
評価制度
人員配置計画
等々
店舗で働いていた時や
店舗指導をしていた時には
売上高を労働時間で割った
人時売上高を生産性を測る
一つの指標にしていました。
生産性が高いお店
低いお店が一目瞭然となります。
(余談ですが、入社3年目の頃
全店平均よりはるかに人時売上高が高い店舗で
働いていました。つまり超忙しい、万年人不足です。
そこに来て社員を減らされたので
エリアマネージャーに、
この数値を根拠にしてクレームを
言ったことがあります。
この人事異動を決めた人間は
数値管理ができてない、と。
それがきっかけとなって人事部からの
逆恨みをされたことがありました(笑))
生産性の低い人がいると
当然この数値も下がっていきます。
でも従業員全員が生産性がものすごく高い
ということはなかなか有りえないわけです。
ある程度訓練を
生産性の高い人が
低い人の業務のカバーをする必要があります。
そういう意味で言うと、
生産性が高めるには
ある程度の売上がないと上がりません。
例えば、1日の売上が10万円のお店と
30万円のお店だと、売上に合わせて
労働時間を投入したとしても
売上が高いお店の方が生産性が
高まります。
単純に人でカバーできる範囲が
広がるからです。
経営者が出来るスタッフの生産性を
高める方法のひとつとしては
売上を上げていくことです。
現状の人員でもっと売上を
上げられないか?
を考えて行くことです。
仕事量が多くなるのですが
処理能力は高まっていきます。
また、今までの仕事のやり方の見直しから
無駄な仕事の見直しをする良い機会になります。
経営者の方は
会社の生産性を高めるのに
労働時間を押さえるところに
フォーカスするのではなく
売上を伸ばすことに
フォーカスするようにしましょう。
チャンスロス(機会損失)は
まだまだあります。
どこに売上を伸ばすチャンスがあるのか?
そういう目で見ていきたいですね。
運営:株式会社エリアワン
代表取締役 今泉武史