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丸亀製麺:非効率さが来店動機!?

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■非効率さが来店動機!?

前回の記事
http://ameblo.jp/rascal-imaizumi/entry-11545986219.html

ではマクドナルドの例をとって、新規顧客獲得について
かきました。

 もう1つ分かりやすい例をお話しします。

セルフうどん業界で有名な丸亀製麺。

こちらも先日述べたマクドナルドと同じように
カンブリア宮殿の番組で取り上げられていました。

この会社の特徴は、

「ものすごく非効率なやり方を導入している」

ことです。

どんなやり方をしているのか?

というと、
讃岐うどんで有名な香川県の製麺機を
自社店舗に1台ずつ設置しています。

通常、うどん店のチェーン店では、
乾麺を茹でるか、
もしくは冷凍麺を茹でるかのどちらかです。

しかし

“打ちたて”

 “茹でたて”

 “作りたて”

のうどんには、やっぱり敵わないわけです
(もちろん、乾麺でも冷凍麺でも美味しいのですが)。

そこでこの会社は、
効率が悪いけれど1店舗に1台ずつ製麺機を入れ、
お店でうどんを打って、
天ぷらをその場で揚げて、
作りたてを提供しているのです。

設備投資が必要となり、
人件費もかさみますし効率も悪いため、
これはチェーンストア(多店舗展開)理論から言うと、
間違っている、
あるいは非効率とされることです。

しかし、敢えてそれを行うその理由は、
『美味しい商品を提供したいから』です。

大きなポイントはここなのです。

余談ですがスーパーの惣菜部門も全く同じ考え方です。

お店のなかに厨房を作って調理するから
作りたてのおいしい商品を提供することができます。

コンビニとの差別化をここで図っています。

それともう1つ、
非効率なやり方を導入する理由は、集客に繋がるからです。

 
効率が悪いけれど、
店内で麺を打ったり
天ぷらを揚げたりすることで商品力を上げ、
集客にも結びつけているのです。

「ものすごく非効率だけれども、
 逆にそこがお客様の来店動機にも繋がっている」

ということを、
丸亀製麺の社長はおっしゃっていました。

以上、ビジネスが上手くいっている2社を例に挙げましたが、
この2社に共通しているのは、
「お客様を集める」という部分を常に考えていることです。

どんな会社であれ、ビジネスであれ、
新しいお客様を常に取り入れ続けない限りビジネスは存続できません。

「新規のお客様をどれだけ多く取り込めるのか?」

「リピート顧客をどれだけ増やせるか?」

商品力を高めたり、売り方を工夫することによって、
この2点の顧客獲得動線を作っています。

これはどんな業種でも同じです。

顧客導線の獲得とそれを太くすることが
ビジネスが上手く回るかどうかの分かれ目にもなってきます。

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今泉武史

今泉武史

1973年群馬県桐生市生まれ。   1997年より地元群馬県のスーパーマーケットの惣菜部門で働く。 2年目より1番店を任されて天狗になる。 2年後、競合店が出来、売上急落・・・。 会社の至上命題は3か月以内に売上を100%に戻せ! 「いったい何をどうやったら??」   安売り競争で戦うスーパーだが、作りたての手作り惣菜と弁当に力を入れ一気に売上を盛り返す。 この時に 「お客様が求めているのは安いものではない!お客様が求めるものを提供できれば売上は上がる!」   ということを実感。 その後50店舗、約48億円の惣菜部門の 店舗指導・バイヤーを歴任する。 若手社員が多い部門に、自身が模索した 売上が上がるメソッドを導入し、次々と売上UPする店舗が続出。 売上アップしたノウハウを持って 独立起業したものの、わずか2年で断念。 集客が出来ない苦しさと悔しさを痛感する。 その後、再びサラリーマンに戻る。 ネット通販兼卸売会社でネット向け商品開発と 飛び込み営業を経験する。   お客様は勝手に来る、 と思っていたスーパーマーケット時代と打って変わって、 自分の知恵と足を使って お客様獲得しなければならないことを見を以って知る。   この時に、1年間で約100社の法人顧客開拓をした 経験が後にマーケティング思考に役立つ。 その後東京のコンサル会社からヘッドハンティングされ転職。   2年間東京のマーケティング系コンサル会社に 前橋から2時間通勤で通う。   この会社でたった一人1カ月間で1000万円を売上る。 そしてインターネットマーケティングの力を思い知る。   その後再び独立。   小さな会社・小さなお店の救世主として 日夜コンサルティングに励む。 50店舗のチェーン店の店舗指導の経験に基づいた わかりやすく、成果が出るノウハウと ネットマーケティングのスキルを活用した 集客メソッドを活用して 日々クライアントの会社が復活していく。   クライアント達の中には、宣伝広告費をほとんど使わないで 売上が2倍、3倍、5倍と伸びるものもいる。   また、短期間で結果が出ることから 「今泉マジック」と呼ばれている。  

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