おはようございます。
集客教習所所長の今泉です。
前回に続いて、店舗集客の話です。
前回の記事「店舗集客①~ウリは何なのか?~」
http://ameblo.jp/rascal-imaizumi/entry-11484538969.html
今日は「お客様の行列が並ぶお店の弊害」についてです。
集客のテクニックを使えば
誰でも簡単に行列を作ることはできますが、
僕自身は、実店舗ビジネスでは「行列を並ばせる」
というようなことは、あまりやらないほうが良いと思っています。
店舗をされている方なら、
「お店にお客様の行列を並ばせたい」
という欲はあると思いますが、ちょっと聞いて下さい。
行列ができる ⇒ サービスを受けるのに時間がかかる
という状態を作り出してしまいます。
その状態がレア感やありがたみを生むという
考え方もあると思いますが、
待たせてしまう先に、クレームに繋がる場合もあります。
行列ができるということは
言い方を換えると、オペレーション(店舗運営)に問題がある
場合が多いのです。
では、どうして行列ができることが
お客様のクレームに繋がりやすいのか?
その理由は、
単純にお店のオペレーションが回りきっていないのに
お客様がどんどん来るような状態になってしまっているからです。
例えば、飲食店でオープン初日に安売りのチラシを配布しました。
そうするとお客様は来きます。
でも、来店してさんざん待たされて
ようやく順番が来たけど料理も遅くてなかなか来ない・・・
という状態だったら、
もう次そのお店に行かなくなる可能性って、大いにありますよね!?
ですので、
「オペレーションを平常化」させていくことは、すごく大事な要素です。
その上で、戦略的に行列を作らせるということは有りだとは思います。
たこ焼きで有名な、築地●●●。
あそこは意図的に行列を並ばせている、という話を聞いたことがあります。
要は、温かい焼きたてのたこ焼きをお客様に食べてもらうために
作り置きをしてないわけです。
(最近は作り置きしているようですけど、基本は作り置きしない)
たこ焼きを焼いている間に自然とお客様が並んでいる・・・
そのような状態になっています。
だけど、行列にはなっているけれど
5分もすれば焼き上がってもう買えます。
その行列を見て、人が人を呼び、ような感じになっていますよね。
たこ焼きを売っているお店は他にもあるけれど
このお店が他店と違うところは
「座席に座って食べさせていない」
という部分です。
お客様には買って帰ってもらうわけなので
だからお客様の回転は非常に良いわけです。
次回ももう少し、実店舗におけるオペレーションについてお話しします。