今泉です。
まだまだ先の見えない時代が続きます。
しかし、こういう時代であっても
僕たちは手探りながら新たな明日を作り出さなければなりません。
■ 不況に強いビジネスモデルの作り方
~「フロー型経営」と「ストック型経営」~
フロー型の経営とストック型の経営があります。
用語の詳細説明などは、別の専門家を参照していただき、
ここでは、不況に強いビジネスモデルつくりに
焦点を当てていきたいと思います。
簡単に言ってしまえば、ストック型はビジネスを狭く深く
作り上げていくビジネスモデルです。
フロー型は、短期的な売上や利益を目指し、
中長期的視点が欠如した経営です。
派手なM&Aを繰り返し大きくなっていったライブドアなどが
その例と言えます。
目先の株価を上げることが目的化してしまい、
本末転倒な結末を迎えました。
経営の本質は顧客作りにあるわけですが、
もっと言えばビジネスモデル作りになります。
顧客との初回取引から、永続的な取引ができるような
関係性の構築をしていくことです。
マーケティング的に言えば、フロントエンド(集客商品)と
バックエンド商品(利益商品)を分け、バックエンド商品で
商売を永続できるようにしていくことです。
例えば、通販的な要素を取り入れると、頒布会、定期販売、
会員化、インフラ化するなどといった形で、
継続型のビジネスの仕組みを作り上げることが出来ます。
ストック型は、見た目の派手さはありません。
しかし、堅実に確実にしっかりと大地に根を張る木のように
なります。
最悪木が折れてしまっても、根がしっかりと張っている木は
新たな芽が出てきます。
ビジネスでも、同じことが言えます。
ぜひ御社の中にも、木の根のような仕組みを作り上げて下さい。
ウチの子どもは3歳です。
3年前は、言葉を伝えることも出来なかった存在なのに
ものすごいスピードで、色々なことを身につけています。
その驚異的な成長に、いつも驚かされます。
小さな、些細な経験や感情が、無意識に蓄積されていって
今後の人生の瞬間瞬間の判断材料となっていくのだろうなと
思っています。
何かが出来るようになった、とかということも気になるし
大切なことでもあるのだろうけど、
今後の人生で、どんな困難があっても
乗り越えていける人間として育って欲しいな、と
感じています。
子どもの寝顔を見ていると、力がわいてきます。
守るべき存在があるということは、
素晴らしいことだと感じさせてくれます。
今泉武史