3が日をめいいっぱい寝正月にしている今泉です・・・
昨日今日と箱根駅伝を見てました。
先頭の選手の後ろに、とても日本車とは思えないゴツイ白い車が走ってました。
「あれなんだろうね!?」
と我が家では話題になりました。
調べてみると、他にもUPしている人たちが!!!
この車、TOYOTAセンチュリーだそうです。
センチュリーGRMNという名前もゴツイのがついています。この車豊田社長専用の特別仕様車だそうです。
センチュリーというと、政治家や天皇家、昔のお医者さんが後部座席にのる黒かグレーのイメージの車です。実際に白のセンチュリーは無いそうで、この車限定のようです。
なのに、なんだかエアロパーツも付けて、ゴツイ車に様変わりしています。
GRMNとは、Gazoo Racing Meister of Nürburgring の頭文字の略です。かつてトヨタ自動車で熟練の「マスター・テストドライバー」としてスポーツカーの車両開発や更新の育成に尽力したGAZOO Racingの故成瀬弘氏の通り名がニュルマイスターということです。その成瀬氏に経緯を表し、ニュルブルクリンクでの開発を生かした最上級のスポーツモデルだそうです。
成瀬氏の弟子の一人に、TOYOTA現社長の豊田章男氏がいるそうです。
TOYOTAのバズる目的!?
このセンチュリーは「大会本部車」として大会サポートをしていたそうです。
箱根駅伝の視聴率は関東地方では29%を超えるモンスター番組です。
https://www.videor.co.jp/tvrating/past_tvrating/marathon/02/index.html (2018年までの視聴率)
昨今のTV放送だけでなく、ネットの様々なツールとの連動もされています。例えば、元日のニューイヤー駅伝では、TV番組のスマホアプリのTVerと連動していたり、よゐこの年末の恒例番組にもなっている「無人島0円生活」ではYoutubeのLIVE配信と連動をしていました。
今回のこのセンチュリーGRMNもネット検索をすると、Twitterやニュースサイトなどでもたくさん出てきます。
僕ももちろん、検索で知りました。
話題から商品や会社の存在が知られる
今の時代は、YVやラジオなどのマスコミから話題になり、ネット検索され、商品や会社名が知られる時代です。
以前販売心理を表すものに、AIDMAの法則が言われていました。
Attention・・・ 注意
Interest ・・・ 興味・感心
Desire ・・・ 欲求
Memory ・・・ 記憶
Action ・・・ 行動
の頭文字をとってAIDMAの法則と言われています。人が商品購入する時の心理・行動がこの通りだからです。
インターネットでの消費者の購買決定プロセス
ネットでの購買決定のプロセスモデルとしてAIDMAに対比されるものとして日本の広告代理店の電通等によりAISAS(エーサス、アイサス)というモデルが提唱されています。
Attention・・・ 注意
Interest ・・・ 感心
Search ・・・ 検索
Action ・・・ 行動・購入
Share ・・・ 共有
ブログやSNS・口コミサイトなど個人メディアでShare(情報共有)された情報をSearch(検索)するといったループが形成される特徴があります。
今僕が書いているブログもそうですね。
TOYOTAのような大企業でさえ、常に話題作りと検索されたときの情報提供を準備しています。
我々中小零細・個人事業でも、もっとネット経由で人がやってくる仕掛けづくりをしていく必要がありますよね。
そんなこんなで、青年たちのがんばりに刺激を受けつつ、TOYOTAのような超一流の会社のマーケティングにも関心を寄せたお正月でした。