僕が2回目の独立したばかりの頃
法人のクライアントしかいませんでした。
2回目の独立をした時、
用意周到に準備をしていたわけではありませんでした。
当時僕は東京のコンサル会社で働いてました。
毎日朝6時頃家を出て
帰ってくるのは深夜0時半~1時頃でした。
毎日前橋から飯田橋まで通ってました。
土日にセミナーを行うことも多く
家族と一緒に居られる時間はありませんでした。
当時事務所を移転する話が出てました。
人数が少ない会社なので
一人いるかいないか?で
オフィスの広さが変わります。
もう2年通っていた事と
いい加減もうそんな無茶な生活をするのは
辞めたいな、と思っていました。
そんな頃に当時三歳だった息子が
「ぱぱかいしゃいっちゃやだよ~」
と朝出て行こうとしていた僕の足にしがみつきながら
泣きました。
ぎゅっと抱きしめながら
胸が痛くて仕方ありませんでした。
息子を抱っこしてベッドに戻し
二度寝をする息子の頭をなでながら
「僕だってこんな生活はもうしたくない・・・」
と強く思いました。
そこから約2週間後に
会社を辞めました。
その間もセミナーをやったり
顧客対応をしたり
事務所の引っ越しの準備をしたり・・・
と営業する暇などありませんでした。
それでも最後の数日間で
営業活動を行い、
法人顧客を獲得することが出来ました。
大小合わせて4社と契約できました。
売上高 = 客数 × 客単価
です。
集客のコンサルティングをしていたからこそ
人数を集めることの大変さは
良くわかっていました。
なので、最初に心掛けていたのは
小人数、高単価のクライアント作りです。
わずか数日の営業だったにもかかわらず
会社を辞めた翌月からは
サラリーマン時代の手取りを超える収入を
得ることが出来ました。
これから起業したいと思っている方であれば
既存事業とは別に新規事業を考えているのであれば
コンサル事業をした方が良いと思っています。
しかもできれば法人を狙うことです。
コーチや講師業をしている方も
コンサル的な立ち位置に立ち
法人を狙うと高単価長期契約に
結びやすいです。
運営:株式会社エリアワン
代表取締役 今泉武史