僕は以前、スーパーマーケットの惣菜部門で
バイヤーの仕事をしていました。
惣菜部門が他の部門と違うのは、
厨房での加工割合圧倒的に高い、という点です。
ただ商品を仕入れて並べて販売すればよい、
というのではありません。
自社で商品スペックを作り込み、
ベンダーと呼ばれる外部のパートナー会社に
中間作業を行ってもらいます。
店内では最終調理と盛り付けのみを行います。
「売れる商品」を生み出すには、
売れる商品を作り出すための「レシピ」があります。
例えば、惣菜部門であれば、
・食頻度が高いこと
・外食比率が高いこと
この2点が「売れる商品」になるかどうか?の最大の鍵です。
マーケットが確実にあることが
「売れる商品」を生み出す第一歩です。
お客様がいないところで、
どんなにがんばっても、売れません。
一瞬は売れるかもしれませんが、
売れ続けることはありません。
この考え方を持てるようになると、
ちょっと応用するだけで、
いろんな商品を「売れる商品」に変えていくことができます。
集客は商品力と告知力です。
売れない商品を一生懸命売っても
売れないのと同じように
売れない商品で、
どんなに人を集めようとしても
集客はできません。