今泉です。
以前、売上を「売上」という塊で見るのではなく
要素分解したほうが良い、というお話をしました。
詳しくはこちら
http://ameblo.jp/rascal-imaizumi/entry-10229759347.html
今日は、もうちょっと具体的なテクニックをお伝えいたします。
■ 売上高そのものを上げていくためにどうするか?
例えば、現状の売上より100万円の売上をあげたい、
という目標を持ったとします。
営業日数が30日の場合
100万円 ÷ 30日 = 33,333円
が超えるべき金額になります。
この目標数値を、もっとわかりやすい数値に置き換えていきます。
例えば、3,000円の商品A で考えた場合、
1日あたりに11個の売上増することが可能であれば
目標達成は出来ます。
これは感覚的なもので良いのですが、
「これならいけるな」と思えば、それを販売計画の中に入れ込みます。
「いや~、難しいな・・・」と感じるのであれば、
いくつなら達成可能か?を考えます。
「Aなら、せいぜい1日6個くらいかな」と思ったとします。
3,000円 × 6個 = 18,000円
1日の目標は
33,333円 - 18,000円 = 15,333円
となります。
次に、同じく3,000円の商品B ではどうか?を考えます。
「Bなら3個かな」
・
・
・
といった形で、33,333円という塊を、具体的な商品を販売することを
イメージしながら達成させていきます。
■ 販売商品の選び方
どの商品を選んでいくか?という問題ですが、
これは売筋順で考えていきます。
売上構成比の高い、いわゆるA商品から行っていきます。
これは、成果が上がりやすいからです。
同時に見えてくるのが「チャンスロス」の部分です。
「チャンスロス」とは、お客様に正しく提供することが出来ていれば
上げることできたはずの売上のことです。
つまり、売れている単品ごとに
「これはもっと売ることができないかな!?」
と考えた時に、「もう少し売れそうだ」とわずかでも思えたのであれば
そこには「チャンスロス」が起こっています。
商売は、「チャンスロス」を潰していくことです。
ぜひ、売上を今よりも上げるチャレンジを行ってみてください。
今泉