こんばんは、今泉 武史です。
先週のメルマガの「絶対に売れる商品開発」が
かなり良い感じの反響でした。
もうちょっと詳しく実務的なお話をします。
僕は以前スーパーマーケットの
惣菜部門で働いていました。
バイヤーの仕事もしてました。
スーパーのバイヤーって
メーカー品を仕入れて売ってるだけ
というイメージがあるかもしれません。
が、実際には
惣菜部門は違います。
惣菜は実は各スーパーで微妙に
商品スペックが異なります。
持ち帰り弁当や惣菜店などは
中食産業と言われます。
飲食店が外食。
自分の家で食べるのは内食。
買ってきて食べるのは中食です。
中食産業は発想方法や品揃えなどは
飲食店に近いので、
お店によって商品スペックが違います。
差が微妙すぎるのと
中にはメーカーの商品もあるので
ちょっとわかりにくいですが・・・
惣菜バイヤーの仕事は
売れる商品開発をすることです。
・何を販売したらヒット商品になるか?
・どんなスペックにしたら売れるか?
をやります。
今、いろんな会社へ行っている
【強み発見コンサルティング】
では商品開発の時に行っていた手法を
使っています。
今回お話するのは
その前段階のお話です。
「どんな商品を選んだら売れるか?」
です。
ここが商品開発の一番の肝
と言っても過言ではありません。
ここでコケると商品開発失敗です。
僕はこのノウハウを
持ってない時に
バイヤーになってしまったので
結構手痛い失敗をし続けました・・・
年間で数千万以上チャンスロスを
起こしていました。
でもこの方法を知ってからは
年間で3億円以上売上を伸ばしました。
食品メーカーのコンサルを
引き受けた時(2社)にも
単品で年商1億円を超える
商品開発を2社で7品は
作ることが出来ました。
この方法はヨーカドー出身の
コンサルの先生に学びました。
「IY流 失敗しない商品開発法」
です。
IY(イトーヨーカドー)では
商品開発の時に
ある数値を指標に
商品開発を行っているそうです。
ここ数年、
ビッグデータを活用した
マーケティングが言われますが
すでに何十年も前から
IYではビッグデータを
活用しています。
データの中から
・いつ
・どこで
・何が(何の食材が)
・どのくらい食べられているか?(頻度)
・〇〇比率はどれくらいか?(ここは伏せさせて!(笑))
を調べ、商品開発に活かしてました。
超簡単に言ってしまえば
ニーズのリサーチです。
ニーズに〇〇比率を掛けると
チャンスロスが見えます。
外食産業、中食産業では
このやり方を行えば
かなりの高確率で
売れる商品開発が出来ます。
他の業界の方の場合も
ニーズがわかる数値データに
あるデータを掛けあわせると
売れる商品になります。
実際に、製造業の直販商品の
商品開発でも
年商2000~3000万円くらいの
商品開発を行ったことがあります。
「ニッチ」戦略を取っている方の中には
ニーズのないところで、
戦っている方もいます。
ニッチだと思ったら
お客様が誰もいない所だった・・・
という状態です。
自分なりの数値根拠を持つと
売れる売れない判断が出来ます。
数値根拠のあるニーズ
×
強み発見ワーク
の方法を使うと
商品はもちろん、会社、
パーソナルでも売れる商品が
作れるようになります。
ゼロから起業した方でも
広告費ゼロ円だったとしても
起業後3年以内には
年商1000万円を超える人を
コンサルティングしてきました。
しかも彼らが数年たっても
ずっと第一線で活躍し続けられているのは
このプロセスを経てきているからです。
ニーズに対して
どんな商品を提供するか?
その上で、
ライバルと比べた時に
・埋もれない
・戦わずに勝てる
商品を作ることが出来れば
売れます。
企業として勝ち残ることが出来ます。
ブログ・メルマガ・SNSなどの
戦術を始める前に
まず、先に戦略を練りたいですね。
運営:株式会社エリアワン
代表取締役 今泉武史