おはようございます、今泉です。
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「チームMD」って聞いたことありませんか？
もともとはIY（イトーヨーカドー）が商品開発するときに
1社ではなく、各専門分野の会社とチームを組んで
一流の商品を作ろう、ということで始めた商品開発組織です。
今では、各コンビニ会社などでは当たり前になっています。
例えば
「おでんチーム」とか「おにぎりチーム」とか。
中には、団塊世代狙いで「チーム団塊」なんてのも
作っている会社があります。
各分野において専門特化した会社同士をチームにすることで
原料段階から一流の商品をつくることが出来ます。
例えばおにぎりの場合
１．商品コンセプトを決めます。
差別化のポイントをどこに持ってくるのか？
大きさ、素材、製法、その他。
その結果、
２．素材の決定
米屋 ：おにぎりに最適な粘り、甘さの条件から、米の産地を決めます。
ノリ屋：のりはどこの産地で、どのグレードなのか、大きさはどれくらいなのか？
具材 ：何を使うのか、どこの産地なのか、どんなこだわりがあるのか？
塩 ：どこの産地で、どんな製法なのか、それをおにぎりにどのように活かしているのか？
・
・
・
などなど
1社で商品を全てまかなうのではなく、一流の会社同士をつなげて
一つのコンセプトに基づいて商品開発をしていきます。
チームMDは、たぶん惣菜関係が一番複雑で、しかも一番進んでいると思います。
ただ商品を仕入れるバイヤーではなく、商品コンセプトを考え
商品開発をする人として、マーチャンダイザーと呼ばれています。
僕はずっと、そういう世界にどっぷりと浸かってきました。
肩書上は「バイヤー」でしたが、実際の仕事はマーチャンダイザーでした。
毎月何品もの商品開発をしてきました。
といっても、実際に開発するのはメーカーさんですが、
コンセプトやレシピ作りは僕が担当でした。
なんの話をしているのか、
と言うと今後のビジネスのあり方についてです。
僕がずっと、こういった他社とのチームで商品開発を行ってきた
というのもありますが、今後は、どの企業もそうなっていくように思います。
その辺の詳しい話は、次のブログでお話します。
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