冬休みが長すぎて休みボケしている経営コンサルタントの今泉武史ですf^^;
本日は超久々に仮面ライダーの映画を見てきました。
仮面ライダー電王の野上良太郎役の佐藤健が10年ぶりに復活!!ということで見に行ってきました。
久々に電王(ウラタロス)の決め台詞の一つ
「おまえ、ボクに釣られてみる!?」
の通り、釣られてきました!
他にも電王ならではの決め台詞を堪能してきました(笑)
今の仮面ライダージオウは平成ライダー20番目の作品です。
思えば10年前のディケイドの頃に、我が家では仮面ライダーを見始めました。
ディケイドは、それまでの平成ライダーの世界に行って敵と戦う、というコンセプトだったので、それまでの9作を一通り知ることが出来ました。
ディケイドの放送がきっかけとなって我が家では、仮面ライダー電王を見るようになりました。恐らく日本中で同じような家庭があったことと思います。
番組の評判は悪かった・・・
しかし視聴率UPにつなげたディケイド
当時リアルタイムで見ていましたが、正直言うと話の内容はイマイチな感じでした・・・。放送も1年ではなく半年で終了してしまいました。最終回も、映画を見ないと内容がわからない、ということでディケイドの評判はとても悪かったことを記憶しています。
しかし、実はこれ以降に平成ライダーの視聴率の底上げをしたのと、ベルト類の売上を伸ばすきっかけになったのはディケイドです。
まず放送時期ですが、通常春からの開始し1年間放送しますが、ディケイドは春放送開始、秋に放送終了しました。
秋から仮面ライダーWの放送が開始し、ここから仮面ライダーグッズの売上が上昇します。要因としてはディケイドをきっかけとして過去のライダーが見直されたこと、家電屋さんやゲームセンターのいたるところに配置されたカードゲーム「ガンバライド」の出現による仮面ライダーの露出強化、クリスマス商戦で返信ベルトやライダーの武器を購入する顧客が増えたことです(我が家もずいぶんバンダイの売上に貢献しました・・・)。
ディケイドの悪評は、スポンサーであるバンダイの被害者でもあり、バンダイ側から見たらここから始まったライダーグッズの売上UPの立役者でもあります。
マーケティング的な観点で見たら、大成功です。
平成に放映された歴代仮面ライダーの視聴率と売上の関係調べました
歴代の平成ライダーの視聴率とグッズの売上を調べてみました。
ライダー名 | 平均視聴率 | 最高視聴率 | グッズ売上 (億円) |
クウガ | 9.70% | 11.80% | 118 |
アギト | 11.70% | 13.90% | 94 |
龍騎(りゅうき) | 9.40% | 12.90% | 139 |
555(ファイズ) | 9.30% | 11.60% | 120 |
剣(ブレイド) | 7.90% | 10.00% | 79 |
響鬼(ひびき) | 8.20% | 10.70% | 65 |
カブト | 7.70% | 10.90% | 71 |
電王 | 6.90% | 9.40% | 115 |
キバ | 6.20% | 7.70% | 87 |
ディケイド | 8.00% | 9.30% | 175 |
W(ダブル) | 8.00% | 10.20% | 230 |
オーズ/OOO | 6.90% | 10.00% | 283 |
フォーゼ | 5.90% | 7.70% | 271 |
ウィザード | 5.90% | 7.80% | 223 |
鎧武(ガイム) | 5.15% | 6.90% | 206 |
ドライブ | 5.30% | 7.50% | 157 |
ゴースト | 5.10% | 7.00% | 204 |
エグゼイド | 3.95% | 5.30% | 248 |
ビルド | 3.22% | 4.70% | - |
視聴率が高い=仮面ライダーグッズの売上が良い、ということでも無いようです。
売上高は、単純にアイテム数に比例しているように思います。例えば、響鬼は、仮面ライダー初のベルトを使わずに返信する仮面ライダーだったり、ダブル、オーズ、フォーゼは我が家でも毎年ベルト類を購入していましたが、とにかくアイテムが多かった・・・。変身するだけでなく、フォームを変えたり、 武器を使うのにもいちいちベルトに挿入する部品を買わなければなりませんでした。
むしろ、全体の子どもの数の減少と、視聴率低下をカバーするために、アイテムを増やすのか??と思います。企業としては当然ですが。
20作目はディケイドの成功事例を再び引っ張り出してきた??
視聴率はイマイチ低いですが、ダントツの人気平成ライダーは電王です。シリーズの映画も、放送終了後しばらく続いていました。
例えば、放送時期は2007年1月28日~2008年1月20日ですが、放送終了して3年以上経ってからも、オリジナルのDVDが出たりしています。
例えばコレ↓
その電王人気、佐藤健人気にあやかり映画の動員数をあげているのか??
と思ってしまいます(笑)
えぇ、ここにもつられた人間がいますので・・・
今回の20周年記念は、かなり力も入っていますが、ちょっと二匹目のどじょう的な感じを受けます。ディケイドでの成功したやり方を、10年ぶりに打ったのか!?と。
売上が低迷してきたときに打つ方法の一つに、過去にやってうまく行ったことがあります。
初めて視聴率と仮面ライダーグッズの売上相関を出してみましたが、面白い気付きを得ることが出来ました。
企業は経営し続けなければいけません。売上を伸ばすために懸命に努力をしていかなければならないのです。バンダイのライダーグッズの売り方はえげつないですが・・・f^^;
何だかんだ言ってもライダーが好き!
とまぁ色々書きましたが、平成ライダー好きなんですよね。
個人的には昭和ライダーをリアルタイムで見たのはブラックぐらい(当時中2かな?)。でも、毎週楽しみに見ていたわけではなく、7歳下の弟が見るのを一緒に見ていただけです。なので、個人的には息子と一緒に見ていた平成ライダーになじみがあります。
ディケイド、W、オーズ、さかのぼって見ていた電王が大好きです。
この20年間、親子のコミュニケーションにたくさん仮面ライダーの話題が上ったことでしょう。そんなことを思うとちょっと感慨深いです。
きっとこれからも仮面ライダーはいろんな世代に思い出を刻みながら残っていくのだろうな~と思った次第です。
初めて息子に買ってあげたお面は
仮面ライダーディケイドでした。
その後もライダーの変身ベルトを買ったり
息子と仮面ライダーごっこをしたり
仮面ライダーをめぐる想い出は
たくさんあります。
昭和生まれではありますが
僕自身は昭和ライダーを見て育った
というわけではありませんでした。
なんでかな??
ちゃんと見たことないです。
なので、平成ライダーの10年目からが
我が家の想い出のライダーです。
あ、電王は別格です!
さかのぼってレンタルDVDで全部見ました。
本放送以外の映画やDVDなども
レンタルしたり、中には購入したりと
かなり入れ込んだ作品でした。
って、この話って仮面ライダー見ない人には
全然伝わらない話ですよねf^^;
でも、ぜひ騙されたと思って
仮面ライダー電王は見てみてください。
Amazon Prime Video ならば
無料で見られます。
1年間かけて観る作品なので
ストーリーもかなりしっかりしています。
大人もストーリーでハマれること間違いなし!!