ヘーゲル大人のなり方 を読んで
大人への一歩を踏み出せた僕でした。
ようやく世の中に出て働いてみたい、
という意欲がムクムク目覚めてきました。
大学4年の5月後半になっていました。
アパートの入り口にはリクルートから届いた
大量の資料が・・・。
全く見る気も起きませんでした(笑)
たまたま見たポストの中には
地元のスーパーマーケットの入社試験のDMが
届いていました。
「フレッセイ??? どこそれ?」
と思いました。
予備校時代の友人と電話で話をしながら
就職活動の手順などを聞き始めました。
その時に
僕:「フレッセイって何?」
みたいな感じで聴きました。
友:「昔のマツセーだよ。」
僕:「あー、マツセーね~」
前橋を中心に群馬県内で展開していた
地域密着地元スーパーでした。
僕が生まれ育った地元桐生市でも展開をしていましたので
母に電話でお店の評判を聴いてみました。
品ぞろえもよく、鮮度もよく、評判が良い、とのことでした。
学生時代、僕は料理が好きで
よく自炊をしていました。
町田市に住んでいて
スーパー三和がすぐ近くにありました。
当時の本部の近くです。
僕の中で何かが動き始めました。
「スーパーか。
面白いかもしれないな~。」
それまで引きこもり状態だった僕ですが、
世の中と密着するような仕事にかかわりたいと
思うようになっていました。
「スーパーも面白いかもしれない!
魚とかバンバンさばけたら面白いもんな~。
野菜や魚の値段が毎日変わるのも面白いよね。
なんか世の中とすごく密着している気がする。」
それくらいの動機です(笑)
ただ、もう一つ僕の中では
働きたい職業がありました。
「どちらが自分を活かしてくれるのだろう・・・」
どちらかを選ぶということは
どちらかの可能性を捨てる、ということでもあります。
そこで再び迷い始めます。
続く
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株式会社 エリアワン
代表取締役 今泉 武史
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