22歳の頃の僕は、
自分が納得した形で世の中に出たいと思っていました。
大学を卒業するから就職する、
という「当たり前」の流れを
受け入れることが出来ずにいました。
就職活動もせず
毎日本を貪るように読む日々。
なかなか出口が見えずにいた5月のある日
「ヘーゲル 大人のなり方」
NHKブックス 西研著
http://goo.gl/srlk0v
を呼んでいました。
西研さんは僕のいた大学の講師も
勤めていました。
わかりやすく解説してくれる授業でした。
が、1回しか出たことない・・・。
大学に通っていながら
ずいぶん無駄なことをしてました。
今更ながら反省・・・。
ドイツ哲学について書かれる著書が
多かったです。
著書の中で欲望論(エロス論)というのを
展開していました。
細かい内容はもう20年近く昔なので
ほとんど覚えていませんが(笑)
ざっくりとこんなことを書いてありました。
『この社会は、自分の人生にとって
・善きこと
・美しきこと
・正しきこと
を追及して良いゲームの場なのだ』
というようなことが書いてありました。
(と受け取りました(笑))
僕はずっと
「こうあらねばならぬ」
という生き方に縛られていたように思います。
そのことに苦しんでいました。
「男としてこうあるべき」
「長男としてこうあるべき」
「学生として・・・」
「人間として・・・」
そういった「こうあるべき」「あらねばならない」
という枠を外して生きていいんだよ、
と言われたような気持ちになりました。
本当に目の前がぱーっと明るくなるような
気持ちの上にズシリと乗っていた石が
急に取り払われたように感じられました。
22歳5月。
ようやく「僕」の人生が始まりました。
続く
これって書き始めたはいいけど
読まれてるのかな?(笑)
続けようかどうしようか
早くも迷い始めましたf^^;
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株式会社 エリアワン
代表取締役 今泉 武史
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