今回は身近なところに潜むやり手のマーケティングの事例をお話したいと思います。
あなたのまわりにもきっと、こういう上手なマーケティングが潜んでるはず!!
ぜひ良く見て、経験してみましょう!
商売のヒントは本の中ではありません。常に人様の商売の中にあります。
■「仮面ライダー」50分で3500円也
家族で映画を観た後に息子がゲームセンターに行きたい、ということで立ち寄りました。
「ボク、どうしてもこれやりたいんだよ~!!」
と懇願するのは、仮面ライダーのブース。
・ここで遊ぶと50分間1500円。
・遊び+オリジナルガンバライドカード(ゲームセンターで遊ぶ用の仮面ライダーのカードです)
とバッチなどのお土産付で2000円。
・仮面ライダーになりきり写真撮影とガンバライドカード+お土産で3000円
・ロケットモジュール(ツール)を付けて写真撮影するとプラス500円。
となかなかしたたかな商売でした(笑)
松竹梅のプライスもさることながら、アップセルもちゃんと用意されていました。
勉強の意味も込めてフルコースを頼んで見ました。
ミニセミナーを受けたようなものです(笑)
はっきり言って、普通にゲーセンやっているよりも売上も利益も高くするビジネスモデルです。
インターネットで検索で調べた、あるUFOキャッチャー26日間の売上の例です。
売上は384,500円
景品は213,800円です。
一日平均売上は14,800円です。
一日平均荒利は6,565円です。
スペース的にはUFOキャッチャーを10台分くらいのスペースは使っていますが、
50分交代8回転です。
1日の利用者が100人と考えても、最低でも150,000円~350,000円。
平日はほとんど利用者がいないと考えても、土日祝日、
夏休みなどと、かなりの売上と利益が見込めそうです。
息子くんの右手にはめてるのがロケットモジュールです。
これをつけるだけで500円とは・・・。
■アップセルは売上と利益を上げる
そこで感じたことは
「アップセルは売上と利益を一瞬で上げられる売り方だ」
ということです。
ちなみに我が家はあまりゲームセンターに行きません。
行ったとしても500円までしか使いません。
が、たったこれだけのことに1時間で3500円を支払いました。
特にこのロケットはただつけるだけで500円です。
ウチがつけようとつけまいと原価は変わりません。
というよりも、ほとんど原価が掛かってないんじゃないですかね!?
他の子どもたちも見ましたが、ほとんどつけていました。
これを薦めるだけでも、一瞬で500円の売上と利益UPです。
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株式会社 エリアワン
代表取締役 今泉 武史
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