知り合いのマーケティングコンサルタントの話です。
彼は一昨年会社を辞めました。
クライアント先の新会社の社長に就任するためでした。
事前にそういう話をきちんと話していれば
もめごとにはならなかったのですが
在籍中に新会社の設立をして
そこの代表の座に収まっていました。
なので、辞めたあとも元にいた会社の社長と
ちょっと揉めていました。
みんなが嫌な気分で彼の退職を見送ったそうです。
彼が移籍してから半年くらい経った頃です。
いろんなところから聴こえてくる話から
オーナーとうまく行かなくなって
会社を辞めさせられてしまったようです。
まあ、そういうことも、
よくある話だと思います。
もともと独立志向が高かった彼なので
これを機会に独立するのかと思っていたのですが・・・
もとの会社に戻りました。
彼の奥さんが社長に泣きついて
もとの会社に戻らせてもらったそうです。
その彼は、まだマーケティングのコンサルタントをしています。
自分がゼロから集客して家族を養うこともできない人が
コンサルタントをしているのか・・・
と思うと、とても情けなくなります。
意地はないのか?
独立志向はどこ行った?
と。
その社長さんも、彼が巣立つ機会を奪ってしまった
という言い方もできるのかも知れません。
もちろん、良かれとおもってしたことなのでしょうが・・・。
まあ、人にはそれぞれ事情があるのでしょうから
僕から文句を言われる筋合いではないことでしょう。
コンサルタントの中には自分さえ養えない人もいます。
ネットだと華やかな部分しか見えなくて
事実がわかりにくいこともあります。
だからこそ、見る目を鍛える必要があるのだと思います。
自分自身の人を選ぶ基準をしっかりと持っていきましょう。